旅行や出張などで中国へ行こうとお考えの方に向けて、現地の医療事情をご説明いたします。日本とは異なる部分も多いため、万が一のときに慌てないよう、ぜひご一読ください。
中国にある国公立の病院は、医療の技術や設備の高さによってレベル分けされています。一番レベルが高いのが三級甲等で、次に三級乙、三級丙、二級甲…一級と続きます。
三級甲等の大病院は市衛生局や国衛生部直轄で、CTやMRI、ガンマナイフといった先進設備を導入した高度な医療を誇ります。国営で一定の医療環境基準を満たしていますので、日本の病院と遜色ない医療を受けることができます。
二級は市区町村立病院となっており、中規模な総合病院のような立ち位置です。そして一級は地域診療所で、言わば地域密着型の小規模クリニックになります。
上海にはGLOBAL HEALTHCARE MEDICAL&DENTAL CENTERや東和クリニックなど、大きな病院が多く存在します。英語や日本語による対応や、有料ですが専門医療通訳スタッフがいる病院もあります。ほとんどの分野において診療可能です。
北京には北京仁泰問診部や北京二十一世紀医院など、外国人専用外来を持つ中国系総合病院が多く存在します。また、先進国と同様の医療が英語や日本語で受けられる外資系クリニックもあります。
重慶には重慶富楽門診部有限公司や重慶医科大学附属第一医院など、大規模の総合病院がいくつかあります。ただ、医師や看護師の数が不足している状態のため、英語や日本語で対応できる医療従事者がいない場合もあります。
成都にはグローバルドクター成都クリニックや成都錦江廸諾歯科門診部など、設備の整った大きな病院があります。外国人専用窓口のある病院も多く、ある程度の英語や日本語対応が可能です。
青島には貝利爾国際医療センターや青島市中心医院など、日本語対応の病院がいくつかあります。全科対応の病院が多いのも心強いです。
広州には広州中医薬大学祈福医院やEAST WEST MEDICAL CENTERなど、日本語対応可能スタッフが在籍する総合病院が多くあります。また、診療科目もほぼ対応しています。
天津にはRAFFLES MEDICAL TIANJINや天津龍頭クリニックなど、英語や日本語対応が可能な病院があります。診療科目も全科対応しているところが多いです。
蘇州には蘇州森茂診療所や百合会普慈診所など、日本語対応の病院が多くあります。また、蘇州新世紀児童医院は24時間受診可能な小児科のため、お子様連れの旅行であっても安心です。
中国の都市部には英語や日本語に対応する病院も多くありますが、市街地に行くほどその数は少なくなります。旅行や出張中に病院へ行くことになりましたら、ぜひ世界どこでもドクターへご連絡ください。中国をはじめ、海外で医療を必要とする方の相談・質問を無料で受け付けております。中立な立場で各専門家の見解を伺い、病院の紹介や治療内容の確認など、医療従事者との懸け橋となってサポートいたします。
会社名 | JAPAN MEDICAL ASSITANCE |
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ブランド名 | 世界どこでもドクター |
メール | info@www.anzentouseki.com |
主な地域 | 香港 / マカオ / 台湾 / その他、世界どこでも |
主なサービス | 医療アシスタンス:通訳 / ホテル往診(訪問診療) |
URL | https://www.anzentouseki.com/ |
名前 | 高木毅 |
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業界歴 |
海外医療9年目 合計64,800件の電話対応 |
経歴 |
名古屋市生まれ 垂井町(岐阜県)育ち 滝高校(愛知県)卒業後、政治家になり日本を変えたいと志し渡米 ワシントン アメリカン大学「国際関係学部(国際政経)」学士 中国に移住 遼寧省の日系病院で、医療通訳(中国語/英語) 香港に移住 医療アシスタンス会社を設立して独立 EU圏(ルーマニア)で起業ビザ取得 ヨーロッパ拠点設立 |
資格 |
医療通訳士『英語』『中国語』 赤十字救急法救急員 JRCS Basic First Aider |