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渡航前の予防接種

 ロングステイを予定している方から寄せられる医療相談として、比較的多いのが感染症や予防接種についてです。例えば、わが国においては、数十年ぶりとなる狂犬病輸入症例が近年確認されました。日本など限られた国を除く世界のほとんどの地域で、狂犬病ウイルスの活動が見られますが、日本人旅行者は狂犬病に関する認識が比較的低いことから、これまでも日本人が海外において感染する可能性が危惧されていました。
 このように、海外において国内事情と異なる環境下で生活するロングステイでは、滞在先の正しい感染症情報と感染症対策を考える必要があります。
 米国の政府機関である疫病予防管理センター(CDC)は、感染対策に関するガイドラインや報告も数多く発表しています。また、日本国内においては、国立感染症研究所が感染症対策などの情報を発信していますので、滞在先に合わせた最新の情報を入手することをお勧めします。
 滞在先へいつ、どのような形態で行くか、予防対策はどのレベルで講じているか、または基本的な予防対策で良いのか、専門の医療機関に相談する事が必要です。また、予防接種の種類によっては、回数を重ねる必要があるものと、一度で完了するものがありますので、接種するワクチンの種類と接種日程をご相談ください。

 

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