動物に咬まれないように!

犬、ねこ、コウモリ、キツネ、アライグマなどに咬まれると、狂犬病に感染するかもしれません。

狂犬病は、発病するとほぼ100%死亡します。

動物にはむやみに手を出さないようにしましょう。

厚生労働省 東京空港検疫所支所

狂犬病ってどんな病気??

150以上の国と地域で発生し年間数万人、10分に1人が命を落とします。
狂犬病が疑われる動物との接触の約40%が15歳未満の子供です。

【どこで流行しているの?】

全世界で発生しています。

※厚生労働大臣が定める、狂犬病の発生していない国は以下の国です。

オーストラリア、グアム、ニュージーランド、フィジー、ハワイ諸島、アイスランド、アイルランド、スウェーデン、英国(グレート・ブリテン及び北アイルランドに限る)、ノルウェー(スヴァルバルト、ヤンマイエン及び欧州外にある属領を除く) 2013年7月現在

【症状は?】

発熱、頭痛、身体のだるさ等 → 筋痙攣による強い痛み、恐水発作等 → 呼吸困難、昏睡状態 → ほぼ100%、死亡

【どうやってうつる?】

狂犬病ウイルスを持っている全ての哺乳動物からうつる可能性があります。
咬まれたり、引っ掻かれたり、口の中などの粘膜や傷口を舐められることで感染します。
動物と接触が多い活動をしたり病院へのアクセスの悪い地域へ行くときは狂犬病曝露前ワクチンを検討しましょう。

【治療方法】

医師の指示に従い、ワクチン(狂犬病・破傷風)の接種を規定の回数を接種してください。
(ワクチンの種類や狂犬病ワクチン接種歴によって、回数が異なります)

【もしも、咬まれてしまったら・・・】

渡航先で犬等に咬まれたり、ひっかかれたら、すぐに傷口を石けんと水でよく洗い、消毒液で消毒し医療機関で、できるだけ早く傷の処置と狂犬病ワクチン等を接種してください。また、帰国時に検疫所へお申し出ください。

厚生労働省 東京空港検疫所支所