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南アメリカへ旅行される方へ

ブラジル・アルゼンチン・ペルー・コロンビア・ベネズエラ・ボリビア・エクアドル・パラグアイ・チリ・ウルグアイなど

この地域は北部からブラジル、パラグアイ、ペルーまで熱帯地域で、アルゼンチン、チリなどは温帯地域となっています。特に熱帯地域では、一年中蒸し暑いこともあり、蚊などの虫による感染症が多く発生しています。またこの地域の多くの国では入国する際に黄熱の予防接種証明書が必要となります。

注意したいこと・・・

◎虫に注意
 マラリアはアマゾン地域ではリスクが高く、パラグアイ、アルゼンチンの一部の地域、ペルー、ボリビア、エクアドルでも標高が低い地域では一年を通してマラリアに感染する危険があります。南米の地域では主に三日熱マラリアが発生しています。マラリアは予防薬があります。サシガメによってうつるシャーガス病は、中南米特有の感染症です。ブラジル、アルゼンチン、ウルグアイサシガメは地方の人家の土壁や日干し煉瓦、草葺き屋根などに生息しており、夜間出没します。このような場所に滞在し、宿泊する際には、刺されないように注意してください。サシチョウバエはリーシュマニア症を媒介します。こうした森林地帯では、長袖長ズボンを着用し、虫よけ剤を使用しましょう。湖沼や河川には、住血吸虫などの寄生虫がいますので、入らないようにしましょう。また南米ではほとんどの地域で、デング熱の流行もみられます。黄熱については下記をお読みください。

◎生野菜・果物
 熱帯のフルーツは旅の楽しみのひとつです。果物を食べる際は、自分で皮をむいて、できるだけむきたてを食べるようにしましょう。冷蔵設備が整っていない店でのカットフルーツは危険です。野菜は加熱調理したものを、温かいうちに食べるようにしましょう。

◎生水・氷・生もの
 水道水は、都市部でも必ずしも安全でありませんので、沸騰させた水かミネラルウォーターを飲用して下さい。
 消化器系の感染症やウイルス性肝炎などは一年を通して発生しています。また、生や加熱不十分な魚介類を摂取することで、寄生虫に感染することがあります。生ものを食べることは避け、十分加熱されたものを冷めないうちに食べるようにしましょう。

◎狂犬病に注意
 狂犬病は、犬、猫やキツネ、コウモリなどウイルスを持っている哺乳動物に噛まれたり、傷口、眼や口の粘膜をなめられることで感染し、発症するとほぼ100%死亡します。動物にはむやみに手を出さないようにし、噛まれた場合はすぐに傷口をきれいな水と石鹸でよく洗い、すぐに医療機関を受診しましょう。

黄熱について・・・
・黄熱は、蚊によって媒介されるウイルス性の感染症です。突然の発熱で発症し、寒気、頭痛、嘔吐、関節痛、筋肉痛などの症状が出ます。死亡率は、60%以上になることがあります。

・黄熱に感染する地域の多くは、マラリアやデング熱などの蚊によって感染する病気の流行地でもあります。予防接種を受けても、蚊に刺されないように予防することが必要です。長袖・長ズボンを着用しましょう。虫よけスプレーやローションなどを使用しましょう。国内で販売されているものは、有効成分の濃度が低いので、海外で高濃度の製品を入手する方が、持続時間も長く、効果的です。(使用上の注意を必ずお読みになり、使用するようにして下さい)

・黄熱に感染する危険のある地域に入国する前に、黄熱の予防接種をおすすめしています。接種証明書は接種後10日目から有効です。詳しくは検疫所へお尋ね頂くか、こちらのページをご参照ください。

各国の医療機関は・・・
・外務省 世界の医療事情をご覧ください。

詳しくは・・・
渡航前の予防接種相談・感染症情報や渡航後の健康相談やご意見ご質問などがあれば、お気軽に最寄りの検疫所までご連絡ください。
また帰国時に体調不良や心配なこと等があれば、健康相談室へお寄りください。

厚生労働省検疫所・FORTHホームページ

楽しいご旅行を〜HAVE A NICE TRIP〜
東京空港検疫所支所

 

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