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北アメリカへ旅行される方へ

アメリカ合衆国、カナダ

北アメリカは広大な国土であるため、気候も様々です。カナダ北部は冬は氷点下となる冷帯気候、アメリカの太平洋側は温暖な気候で夏も比較的涼しいです。フロリダ半島では熱帯気候であり、夏から秋にかけてハリケーンが襲来します。内陸部の夏は40度を超える日が多く、空気が乾燥しています。衛生状態の面では安心して旅行できる地域ですが、感染症は発生しています。

注意したいこと・・・

◎虫に注意
 蚊は、ウエストナイル熱、デング熱などの感染症を媒介します。デング熱はテキサス州南部、フロリダ州、ハワイ州で報告されています。ウエストナイル熱は、アメリカ・カナダ共に夏から秋にかけてウエストナイル熱の発生もあります。ダニに咬まれることで感染するライム病や回帰熱もみられます。ニューヨークでは冬期にトコジラミ(南京虫)の第発生により注意報がでることもあります。長袖長ズボンを着用し、虫よけ剤で防虫を心がけましょう。

◎生水・氷・生もの
 ほとんどの地方で問題ありませんが、日本と違い硬質の水であるため一過性の下痢をおこすことがあります。胃腸の弱い方は生水は避け、ミネラルウオーターを飲用して下さい。
 刺身などの生ものは、食中毒が発生していることもありますので、日本と同様に梅雨時や夏場など気温が高い時期には避けるようにしてください。

◎狂犬病に注意
 北アメリカ地域では狂犬病が存在します。ニューヨーク市内では特に野生のアライグマの感染が多く報告されています。狂犬病は、犬だけでなく猫やキツネ、コウモリなどウイルスを持っている哺乳動物に噛まれたり、傷口、眼や口の粘膜をなめられることで感染し、発症するとほぼ100%死亡する病気です。動物にはむやみに手を出さないようにし、噛まれた場合はすぐに傷口をきれいな水と石鹸でよく洗い、出来るだけ早く医療機関を受診してください。

気候の変化によって発生する感染症
 北アメリカ地域は、広大であるため、冷帯気候〜熱帯気候と様々で、発生する感染症にも変化がみられます。一般に気温の高くなる時期に消化器系の感染症であるO-157や食中毒などの発生がみられます。冬にはノロウイルスの発生がみられます。ライム病は春から秋にかけて発生しますが、狂犬病、リステリア症など他の感染症については季節的な変化は特にないようです。

体調管理が大切
 体調を整えておくことで病気が予防できることがあります。旅行中の無理なスケジュール、睡眠不足、また食べ過ぎ、飲み過ぎなどで気付かない間に抵抗力が落ちてしまうことがあります。余裕をもった旅行スケジュールを組み、疲れたら休息をとりましょう。

その他の感染症
 B型肝炎やHIV感染症は血液を介して性行為などで感染します。不特定な相手との性行為は避け、コンドームなどの避妊具を使用しましょう。
 森林地域、山岳地域など、潜在地域や活動内容によっては、以下の感染症についても情報や注意が必要です。( )内は特に報告が多い地域を示しています。
 破傷風、ペスト(西部農村地域)、ライム病(米国北東部)、ロッキー山紅斑熱(米国東南部)、ハンタウイルス肺症候群(米国西部、南西部とカナダ西部の農村部)、回帰熱(米国西部山岳地帯)など

各国の医療機関は・・・
・外務省 世界の医療事情をご覧ください。

詳しくは・・・
渡航前の予防接種相談・感染症情報や渡航後の健康相談やご意見ご質問などがあれば、お気軽に最寄りの検疫所までご連絡ください。
また帰国時に体調不良や心配なこと等があれば、健康相談室へお寄りください。

厚生労働省検疫所・FORTHホームページ

楽しいご旅行を〜HAVE A NICE TRIP〜
東京空港検疫所支所

 

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